1月中旬のセンター入試から始まった大学入試、1月下旬から始まった高校入試、3月下旬の、塾生全員合格をもって今年の入試が完了しました。受験生諸君の合格、おめでとう。合格通知という、私への最高のプレゼントをありがたく頂戴します。感謝、感謝です。
この30年間は毎年入試にかかわらせていただいている私ですが、ことしは格別です。
合格がかなりむずかしいというケースが今年は多かったのですが、結果的には行きたい所へ全員が入学できることになりました。昨年末に「合格」という2文字が、霧で霞んで一瞬見えなくなったことがあり、「これはいかん、プラス思考で打開していこう!」と切り換えました。
高3受験生はセンター試験が思った以上に得点でき、個別試験も順調。中3受験生は高校入試に向かう際に心をうまく整えられたことで入試が順調に進展いたしました。
うまくいくときはこんなものです。疑心暗鬼がうそのようです。でも入試には魔物が棲んでいます。簡単ではありません。準備をしながら「心を整える」。しかしながら時間が足らない。不安がいっぱい。でも進学して次のステージにはのぼりたい。
心の葛藤です。それゆえ入試勉強とは「自分自身を知る」作業です。自分の強さも分かり、また自分の弱さもすべてさらけ出されます。まさに「自分自身と向き合う」作業です。
入試を経験したものだけが体得する境地です。合格不合格を超えて長い人生の一本道を思うとき、自分と向き合い自分自身を知ることは、今後の人生の荒波を超えていく我々にとって大切なことではないでしょうか。
入試を終えた受験生の皆さんは、そのことを頭の片隅において自らの道を切り拓いて行ってほしいと思います。期待しています。これからも応援し続けます。
多謝