秋が深まってきて朝の冷気を感じるようになりました。桜の葉っぱも紅葉し、赤や黄色になってきました。その秋が深まる中、塾の駐車場のかたすみでスイカの花が咲き、そして実をむすびました。写真の中央部、黄色のしおれた花の左の緑の丸いのがスイカの実で直径約1センチ。びっくりです。8月10日の宿題8耐の時にスイカ割りをしましたが、たぶんそのときにみんなで食べたスイカの種が地面に落ちて、発芽、成長したのだと思います。
子供の頃から家にスイカ畑があり、スイカを作るのを見ていますので、この写真のスイカが大きく成長できないことはもちろん知っています。種の直播きでは果実の大きなスイカはほとんど出来ません。スイカは稲作と同様に苗作りがとても大切です。そして苗を土に植えてからの約1週間がとても大切な時期でかなりの高温を保ってやらないと果実が大きくならないのです。だからこのスイカは、最悪な条件の下でがんばっていることになります。あした11月7日は立冬です。
「やせ蛙 負けるな一茶 ここにあり」(小林 一茶)をおもわず思い出してしまいました。そうなんだよ、あきらめるなー、負けるなー、がんばれー、受験生ー、と心の底から応援したくなります。